<やっぱり韓国的コメント>
 
サムスンの2014年4~6月期の売り上げ、利益が共に振るわなかったということが気になり(くわしくはこちら参照)、過去の情報を探してみました。何故、業績が低迷しているのか?大前研一さんのレポートが実にまとをえていると思ったので紹介します(かなりきついご意見です)。

 その一番大きな要因がサムスン電子の構造的要因です。誰もが知っている通り、サムスン電子と言えばスマホ。そのスマホとその関連部品である半導体との売り上げを合わせるとサムソン電子売り上げの8割を占めるとのこと。利益も8割以上を占めると考えると自然だと思います。

  となると、スマホの売り上げ=サムスンの売り上げ、スマホの利益=サムスンの利益という構図が成り立つわけです。そのスマホは全世界的に伸びは鈍化し、更 には中国企業などの進出もあって低価格化が進んでいます。もちろん、サムスンがその波を受けるのは当然のことであって、今後はスマホの売り上げが伸びるこ とは考えにくい。更には低価格化により利益率も下がると予想されます。

 日本のような低価格化の波を比較的受けにくい国での売り上げが伸びればいいのですが、逆に全くふるわないので(韓国の反日による問題が大きい)、今後も改善は見込みにくいでしょう。

 今後は新分野の開拓が必須だと思われますが、これはサムソン電子のような韓国企業にとっては一番苦手な部分かもしれません。どうなることでしょうか?


 最後に韓国全体の話になりますが、サムスン以外の企業の売り上げ、利益もふるわない状況であれば、、、韓国全体に与える影響はかなり大きいように思います。

  朴 槿惠大統領の中国依存で一時的に売り上げなどは伸びるかもしれませんが、今後は逆に韓国企業が進出していた分野が中国に取り込まれることも考えられます (中国も韓国同様、パクリは得意)。また、欧米諸国でも韓国企業が厳しい目を向けられる可能性も有り(これまでの欧米寄りから中国寄りへの方向転換の逆効 果)、様々な問題が待ち構えているように感じます。
 
 中国依存という栄養剤を飲んで少し元気になったけど抵抗力が落ちてしまって更に病弱になってしまったというようなことのないように期待したいところです。

 以下、今回の参照記事です。

サムスン電子もそろそろ厳しい?と思った人はクリック→

サムスン電子と心中か? 韓国経済の暗雲~スマホがコモディティー化していく~(PRESIDENT 2014年3月31日号)

サムスン減益の主な原因は、スマートフォン(スマホ)の減速と見られる。スマホ市場が成熟化してきた中で、米アップル社の復調と低価格スマホを主力とする中国メーカーの追撃が響いた格好だ。


ただし、サムスン電子にも構造的要因がある。図は「サムスンのセグメント別業績」である。これを見ると同社の売り上げが、スマホを中心としたIT・ モバイル部門に偏っていることがわかる。デバイスはスマホにも使われている半導体のことで、それら含めたスマホ関連の売り上げが全体の8割を超えている。 逆に家電部門は低迷、テレビ事業に至っては「赤字」だ。


こうした過度のスマホ依存体質が、今やサムスン電子の最大のウイークポイントになっている。以前から指摘しているように、デジタル化の宿命として 「スマホがコモディティー化していく」のは避けられない。近い将来には1万円台、さらに5000円くらいまで低価格化が進む可能性がある。


今後、スマホのマーケットの中心は新興国や途上国に移っていく。そこでは基本性能だけ備えて追加機能はアプリで対応するという形の“低価格スマホ” が主流になっていくだろう。そうなったときに、サムスン電子のコスト体質で「5000円スマホ」に対応できるのか、私には大いに疑問である。


それではスマホに代わって収益源になりうる事業が育っているかといえば、それも外からは見えてこない。そもそも、これまでにサムスン電子がオリジナルで作り出したユニークな商品が何か一つでもあるかといえば、何もない。日米の半導体摩擦が激化した1990年代初頭、日本は半導体の20%を輸入しなければならなくなった。しかし当時、アメリカで作っていた半導体はもっぱら軍事用だったし、インテルやテキサス・インスツルメンツなどはすでに日本で生産していたので輸入扱いにならない。


日本企業は窮余の一策として韓国企業にノウハウを伝授し、韓国製の半導体を輸入することにした。これをきっかけにしてサムスン電子は半導体事業で急成長を遂げ、後に日本の半導体産業は韓国に寝首を掻かれることになる。半導体事業で躍進したサムスン電子は余勢を駆って、(ソニーと合弁の)液晶パネルや薄型テレビなどに大規模投資を行って家電分野の世界シェアを広げ ていく。一方では携帯電話事業ではGoogleのアンドロイドというフリーウエアに出合ってアンドロイドOSを搭載したスマホを開発、スマホブームに乗っ て一気にブレークした。


リバースエンジニアリングで先行商品を徹底的に分解、分析し、日本企業などから技術とエンジニアを人馬一体で引き抜いてくる――。そうやって先行商品に追い付き、巨額な広告宣伝費を投じて追い抜いていくのがサムスン電子のビジネスモデルなのだ。


http://president.jp/articles/-/12108?page=2

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